【見守り×早期発見】24時間365日の見守り体制で安心を提供。緊急時の早期発見で、お客様の健康を守る。
エルケア株式会社は関西・首都圏を中心に在宅介護をメイン事業として行っている企業であり、その他にも訪問介護・訪問入浴・デイサービスなどを含む14種類のサービスを展開しています。2023年9月、エルケアのサービスご利用者を中心に、見守りサービス「安心ライン」の提供が開始されました。安心ラインは、弊社MOTHER Braceletを用いた遠隔体調見守りシステム「REMONY」を導入したシステム。見守りシステムの開発にあたって、同社のサービスを利用されるお客様に実証実験へのご参加・ご協力をいただきながら開発を進めました。 今回は、導入に至るまでの過程やこれからの展望について新規開発事業部 執行役員の中村さんにお話を伺いました。 ー REMONYを導入する以前はどのような課題がありましたか? 中村さん:近年では高齢者の単身世帯が多くなっていまして、孤独な最期を迎えらえる可能性も高まっています。そういった方々を1人でも支えたい・お役に立ちたいという想いがありました。 また、私たちは元々お客様のご自宅にヘルパーが訪問するサービスを中心に行っていましたが、介護保険制度の下で働く私たちの課題の一つは、3年ごとの介護報酬改定により、安定しづらい経営、つまり、サービスの品質にも影響を及ぼしかねないということでした。 ー REMONYを導入する決め手は何でしたか? 中村さん:充電不要で24時間365日バイタルデータを計測することができるMOTHER Braceletの存在でした。弊社が、介護保険外のサービス開発に力を入れていきたいという意向もあり、充電不要のMOTHER Braceletを使用して、高齢者の緊急時の早期発見に加えて、離れた場所でもバイタル状況をほぼリアルタイムで把握できる「安心ライン」のパッケージを開発する決め手となりました。 ー REMONYを社内でどのように活用していますか? 中村さん:今はREMONYを使用したオリジナルパッケージサービス「安心ライン」で「見守り」と「ヘルスケア」という2つの要素で活用しております。見守りに関しては、異常値の検出があった場合にアラートを発信して早期発見に取り組んでおります。また、健康データ(睡眠時間や消費カロリーなど)を収集して、これを基に医療機関と連携して、治療やヘルスケアの方針決定の指標にしています。 ー 導入後、実際にREMONYが活躍したシーンはありますか? 中村さん:実証実験時に、計測データをかかりつけの医師に提供したところ治療の改善につながった事例はいくつか出てきています。 やはり24時間充電不要ということで連続したデータを取得でき、データの欠損をしないということが大きな強みになってくるなと感じています。 ー 今後の目標や展望について教えてください。 中村さん:今後単身高齢者が増える中で、弊社は地域社会においてREMONYを用いたサービス「安心ライン」を通じて様々な支援を提供し、社会的な課題に対処していきたいと考えています。また、近年、介護施設では従業員不足が課題となっていますが、これに対処するためには、夜間のスタッフ配置数を見直し、スタッフの巡回数を最適化調整することで負担を軽減していくことを目指しています。同時に、介護予防の強化や介護度を上げないための取り組みについても今後展開していきたいと思います。 【業種】総合在宅介護サービス 【従業員数】約1,450名 【導入プラン】REMONYを用いたオリジナルサービスパッケージ「安心ライン」を作成・展開 【インタビューご参加者】執行役員・中村様
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